2014年11月26日 「新島襄横浜港帰国140周年記念式典」の開催報告

新島先生が米国留学から横浜港に帰国して2014年(平成26年)11月26日に140周年となるのを記念して、この日校友ら約90人が出席して同窓会横浜支部と共催で記念行事を実施しました。
先生の上陸地点である象の鼻埠頭が見える横浜・みなとみらい21地区の赤レンガパーク内でオオシマザクラの植樹式を実施しました。植樹式は風雨に見舞われて非常に寒い中での開催となりましたが、大谷総長はご挨拶の中で『この大雨・大風の中での植樹式は絶対忘れないし、また、この雨だと絶対に根は付くと喜んでおります。この木が大きくなり花を咲かせるとともに同志社が発展・進化する事を願っております。』と話されました。続いて、来賓・主催者による記念名板除幕式、記念樹への土入れを行い無事に終了しました。
前面に新島襄が上陸した象の鼻埠頭をのぞみ、後ろに今出川校舎を連想させる赤レンガ倉庫を配置した絶好のロケーションに「八重の桜」に因んだオオシマザクラを植樹。春には花を咲かせ、同志社校友だけでなく市民の憩いの場になる事でしょう。
引き続いて、会場をナビスコ横浜に移して、式典・講演会・懇親会を開催し先生の志と精神を改めて学びました。記念式典での講演会では元同志社大学神学部教授の本井康博氏により、「新島襄の再出発 ―横浜から大磯へ―」と題しての記念講演があった。新島「襄」の生地(命名)は横浜であるとの話から始まり、襄の名前の変遷から大磯で永眠されるまでの話がありました。
前支部長の大坂顧問からは記念事業に至った経緯について話があり、『今回の植樹で刻まれた新島襄の名前が、象の鼻埠頭(襄寄港の場所)を真ん中にしてその東側にあり、西側にある「教育者・新島襄」の名前と東西対象の位置にある。西は関西であり東は関東である。首都圏の校友は新島襄について、その留学期に得た貴重なものを含め、関西とバランスするようにPRして行かなくてはならない。』と話されました。
寄稿者: 西田外志男(昭50年工院卒)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪植樹の様子≫

神奈川新聞記事

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≪講演会≫