2018年 5月25日 KDSウォーキング(国立海洋研究開発機構 見学)の実施報告
平成30年5月のKDSウォーキングは、横須賀市追浜周辺を散策しました。海洋研究の世界的な施設として知られる「国立海洋研究所開発機構(JAMSTEC)」では、オリエンテーションのあと折よく寄港していた“海底広域研究船・かいめい”の前で記念撮影、潜水調査船整備場ではドック中の“大深度有人潜水調査船・しんかい6500”の操作室内の様子を体感し、高圧実験水槽棟では水深約14,000mに相当する圧力までの震度環境を再現して乗組員の安全を守るための設備を見学、その他の展示物を約1時間半かけて見学しました。
続いて、コース途中にある伊藤博文らが夏島の別荘で明治憲法を起草した“明治憲法起草地記念碑”を見学して、外観がホテルのような“リサイクルプラザ・アイクル”まで移動し、ここで昼食を取り、プラットホームや選別工程など施設内を見学しました。
その後、近くにある“東京湾第三海堡遺構”で地元のガイドさんに詳しく案内して頂きました。
海堡とは、明治から大正にかけて首都東京を防衛するために東京湾口部に建設された海上要塞で、平成10年代にこの地に移設されたとの事。
更に、参加者の約半数が昭和5年6月1日にこの地に誕生し昭和14年2月に霞ヶ浦に移るまでの10年間訓練を繰り返したという豫科練(海軍少年航空兵)誕生の地で説明を受け、貝山緑地の頂上へ足を運び、展望台から眼下に広がる横須賀港の眺望を楽しみ絶景をバックに記念撮影しました。
なお、貝山緑地の地下一帯は先の大戦末期に膨大な規模の地下壕が掘られていて、1年後の一般公開に向けて整備中との事。盛り沢山の内容のウォーキングでした。(参加者: 39名)
投稿: 木原(s46年卒)、写真提供:江澤(s45年卒)、木原