2024年5月30日 神奈川同志社歩く会(カタルパ開花を観る)の実施報告

当日は前日とは打って変わって好天に恵まれ会員34名の参加がありました。JR大森駅に参集後、品川区にある大森貝塚遺跡庭園に向かいました。途中大田区の大森貝塚記念碑もありましたが、近年(昭和59年)の発掘調査によりモース博士の発掘場所は品川区のほうだったことが確認され、博士の胸像や貝塚展示ブースも整備され緑豊かな公園となっています。
モース博士の大森貝塚発見は明治10年なので同志社創立の二年後ですね。

次に「人生劇場」で有名な月尾崎士郎記念館まで約15分歩いて向かいました。
ここは月1回しか館内公開はしていないので、庭からガラス戸越しに書斎を見るだけでした。
ここを出てすぐの蘇峰公園「カタルパの小径」から入園しました。
公園内に山王草堂記念館があり、その目の前にカタルパの大木がありますが残念ながら花は咲き終わっていました。
今まではカタルパの花を見ることが出来るのはここしかなかったのですが、大磯運動公園や逗子の芦花公園に植樹した苗木が成木となり今年から開花するようになりました。(校友会神奈川県支部ホームページで開花を観ることが出来ます)今後は県内でも鑑賞出来ます。
山王草堂記念館は徳富蘇峰の旧居の一部を保存し、その足跡をたどる資料も展示してあります。なかでも「近世日本国民史」(時事通信社 全100冊)の自筆の原稿は圧巻です。
その後12時過ぎにはJR大森駅に帰着し解散、各自で適宜駅前の飲食店で昼食。

大森貝塚にて

モース博士像

蘇峰公園にて

 

案内人:山本壽幸 竹久克滋
写真撮影:江澤 香